高鍋藩の7代藩主 秋月種茂(あきづき・たねしげ)は、およそ250年前の1778年、藩校「明倫堂」を開設しました。
 「明倫堂」は、8歳から入学できて30歳まで、文武にわたって一貫教育を施しました。明倫堂からは、法曹界の重鎮となった三好退蔵(みよし・たいぞう)、オーストリア公使で読売新聞社社長となった秋月左都夫(あきづき・さつお)、児童福祉の先駆者石井十次(いしい・じゅうじ)、最後の連合艦隊司令長官 小沢治三郎(おざわ・じさぶろう)といった人物が育ち、中央で活躍しました。
 「めいりん教室」は、高鍋町の子どもたちに、町の歴史や文化、風土などに加え、町に息吹く企業や人物の話を聞くことで、その熱い思いを肌で感じてもらい、将来、大輪の花を咲かせてほしいとの願いを込めてネーミングしました。
高鍋町キャリア教育支援センター 宮崎県児湯郡高鍋町北高鍋5138 高鍋商工会議所2階 TEL.0983-32-1355